日焼け止めのSPF・PAとは|数値の意味と選び方【2026年版】

夏の青空と海辺で紫外線対策を意識するイメージ コスメ・スキンケア
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結論

この記事をひとことでまとめると、SPFはUV-B(赤くなる日やけ)、PAはUV-A(黒くなる日やけ)を防ぐ指標で。通勤・買い物などの日常はSPF20〜30・PA++前後、炎天下や屋外レジャーはSPF50+・PA++++を目安に選び分けるのが基本です。

これは2026年6月時点で日本化粧品工業会や各メーカーが公開している説明に基づく一般的な目安です。日焼け止めは数値の高さだけで「良し悪し」が決まるものではなく、過ごす場所と時間に合った数値を選び、こまめに塗り直すことが効果を保つ前提とされています。肌への合う・合わないには個人差があるため、初めて使う製品はパッチテストをおすすめします。

本記事の論点

  • SPFとPAがそれぞれ何の紫外線を防ぐ指標なのか
  • 日本での最高表示(SPF50+/PA++++)と数値の意味
  • 日常用・屋外レジャー用でどう選び分けるか

ここまでは前置きです。順に整理していきましょう。

次のセクションでは、その背景となる根拠を整理します。

1. SPFとPAはそれぞれ別の紫外線を防ぐ

紫外線には波長の違う「UV-A」と「UV-B」があり、日焼け止めはこの2つに対してそれぞれ別の指標を持っています。

SPF(Sun Protection Factor)は、UV-B(紫外線B波)を防ぐ効果を表す指標です。UV-Bは肌に赤みや炎症(サンバーン)を起こし、黒化につながりやすい紫外線とされています。資生堂の公式説明によれば、SPFは「UV-Bによる日やけをどのくらい遅らせることができるか」を測定したものです(出典: 資生堂公式)。

一方のPA(Protection Grade of UVA)は、UV-A(紫外線A波)の防止効果の程度を表す、日本で開発された指標です。UV-Aは肌の黒化に関わるとされ、PAは「+」の数で4段階に分けて表示されます。

両者は別々の紫外線に対応するため、「SPFだけ高ければよい」「PAだけ見ればよい」というものではなく、両方をあわせて確認することが基本とされています。

2. 数値の意味と日本での最高表示

SPFとPAの評価方法は、ISO規格(ISO-24442/ISO-24444)をもとに日本化粧品工業会で規定されています。1平方センチメートルあたり2mgまたは2µLの試料を肌に塗り、人工太陽灯を照射して。塗った場所と塗らない場所の最小紅斑時間を比較して測定します(出典: 日本化粧品工業会)。

日本では、SPFの最高表示は「SPF50+」です。化粧品公正取引協議会の説明によれば、SPF測定法で測定した結果がSPF50より有意に高い場合に「SPF50+」と表示されます(出典: 化粧品公正取引協議会)。PAは効果の高い順に「PA++++」が最高で、「+」の数が多いほどUV-A防止効果が高いことを示します。

公式仕様に基づく整理を表にまとめます。

指標 防ぐ紫外線 表す内容 日本での最高表示
SPF UV-B(赤み・炎症) 防止効果の倍率(数値) SPF50+
PA UV-A(黒化に関与) 防止効果の段階(+の数) PA++++

数値はあくまで規定の塗布量で測定した結果です。実際には塗る量が少なかったり、汗や摩擦で落ちたりすると表示どおりの効果が出にくくなるため、こまめな塗り直しが推奨されています。

3. こんな人におすすめ

  • 通勤・通学・買い物など日常生活が中心の方 → SPF20〜30・PA++前後でも目安として足りるとされ、肌負担とのバランスをとりやすい傾向があります。
  • 屋外スポーツ・海・山・長時間の外出が多い方 → SPF50+・PA++++など高い数値を選び、2〜3時間ごとの塗り直しを前提にすると安心とされています。
  • 敏感肌で刺激が気になる方 → 数値の高さより、まずパッチテストで肌に合うかを確認し、合わない場合は使用を中止して皮膚科医に相談してください。

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おわりに

要点を3つに整理します。SPFはUV-B、PAはUV-Aと、防ぐ紫外線が異なるため両方を確認すること。日本での最高表示はSPF50+とPA++++で、数値は規定の塗布量で測定した目安であること。そして日常はSPF20〜30・PA++前後、屋外レジャーは高い数値、というように過ごし方で選び分け、こまめに塗り直すことが効果を保つ前提であることです。

本記事は化粧品工業連合会・各メーカー公式情報を参考にした一般的な説明です。化粧品・スキンケアの効果には個人差があり、肌トラブルが起きた場合は速やかに使用を中止し、皮膚科医に相談してください。本記事は治療・診断を目的とするものではなく、特定の効果効能を保証するものではありません。新しい化粧品を使う際は必ずパッチテストを行ってください。

参考文献

  • 日本化粧品工業会「気になる紫外線用語CHECK!」— https://www.jcia.org/user/public/uv/glossary
  • 資生堂 お客さまサポート「SPFとPAとは何ですか?」— https://faq.wp.shiseido.co.jp/faq/show/97?category_id=8&site_domain=support
  • 化粧品公正取引協議会「コスメチックQ&A(紫外線防止用化粧品)」— https://www.cftc.jp/cosmeqa/04ultraviolet.html

よくある質問

Q. SPFの数値が高いほど良い日焼け止めですか?

A. SPFはUV-B防止効果の指標で、数値が高いほど防止効果は高くなりますが、用途に合えば日常はSPF20〜30程度でも十分とされています(出典:日本化粧品工業会)。

Q. 日本でのSPFとPAの最高表示は何ですか?

A. SPFは「SPF50+」、PAは「PA++++」が日本での最高表示です(出典:化粧品公正取引協議会)。

Q. SPFとPAは何の紫外線を防ぐ指標ですか?

A. SPFはUV-B(日やけによる赤み・炎症)、PAはUV-A(肌の黒化に関わる長波長紫外線)の防止効果を表します(出典:資生堂公式)。

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saderia_nemi

北海道・札幌のフリーランス。情報の価値や発信について学ぶため、「Korotaのしらべブログ」を運営。すべての記事を一次情報に基づいて執筆しています。

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